サムスンは、世界で最も権威のある多国籍エレクトロニクス企業のひとつ。1938年の創業以来、テクノロジーの最先端で活躍してきた同社は現在75カ国以上で事業を展開し、23万人以上のスタッフを擁しています。彼らのミッションは、グローバル社会によりよく貢献する優れた製品とサービスを創造するために、その才能と技術を捧げることです。
1,800
人以上の視聴者
5.30+
平均視聴時間 5分30秒以上
15,000
以上のライブインタラクション
目的
サムスンは、Z世代とミレニアル世代というターゲット層を魅了し、インスパイアすることを目的とした待望の Galaxy Z Fold 2 5Gの発売を目前にしていました。同社はこの新製品をユニークかつ印象的な方法で発表し、売上を伸ばすことで売上コンバージョン目標を達成したいと考えていました。
「すべての予測を上回り、特にコンバージョン率はキャンペーン目標の2倍以上を達成しました。」
氏、サムスン デジタル&クリスター・カルヤライネン, D2C部長
ソリューション
BambuserのエージェンシーパートナーであるRelatableとのコラボレーションにより、サムスンはインフルエンサー/ブランドアンバサダーとライブビデオショッピングという今日のEコマースで最もインパクトのある二つのイニシアティブを活用し、キャンペーンに革命をもたらしました。同社のスタイリッシュなのショールームを舞台に、サムスンはBambuserのD2C(ダイレクト・トゥー・コンシューマー)ライブコマース・テクノロジーとインフルエンサー・マーケティングをを見事に融合。視聴者はライブ配信を観ながら質問をしたり、インフルエンサーと交流したり、またリアルタイムで商品を購入するといったことが可能となりました。
サムスンにとって、インフルエンサーコンテンツとソーシャルメディア・マーケティングは若年層に訴求する上で最も重要視している手段の一つ。こういった背景から、ライブコマースという新たなツールはすでに成功している同社のインフルエンサー戦略に自然な形で加わることができました。Bambuserのライブショッピングにより、同社はブランドとのより深いつながりを求めるZ世代やミレニアル世代のニーズによりよい形で応えることが可能になりました。
「若い消費者は、従来の小売業とEコマースの両方により多くを求めています。私たちは、ライブショッピングこそがこの2つのギャップを埋めるチャンスだと考えました。」
クリスター・カルヤライネン 氏、サムスン デジタル&D2C部長
結果
このキャンペーンは、サムスンにとってBambuserとの最初のコラボキャンペーンとなりましたが、決して最後のキャンペーンとはなりません。このライブ配信には1000人近くの視聴者が集まり、その全員が5分間以上コンテンツを視聴・買い物をするなど、多くの方々にショーを楽しんでもらえました。企画側の主なゴールは売上コンバージョン目標の達成でしたが、結果的にKPIを2倍以上上回る+127%を達成したことは非常に大きな喜びでした。
さらにサムスンにとっては、ライブ配信時の約4倍もの数の視聴者がアーカイブ動画を視聴し、製品の発売を楽しみにしてくれていたという事実も大きな成果となりました。サムスンは現在、#LiveAtSamsung というライブコマース専用のランディングページを作成し、インフルエンサー戦略、ライブビデオ配信、そしてより長く売り続けるための新たな改善策を打ち出し、成果を上げ続けています。
「企画、実施、コンテンツ制作はまさに完璧なものでした。『マッドメン』(広告業界を描いたアメリカのテレビドラマシリーズ)の時代はとうに過ぎ去り、今やデジタルクリエイターがブランド構築をサポートする時代なのです!」
クリスター・カルヤライネン 氏、サムスン デジタル&D2C部長